2013-07-31

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やっと木苺が全盛期を迎えました。今年はすごく遅いです。
実のなる地上の枝は毎年ザクザク切り落とすのですが、今年は特にハゲ坊主で少し心配していました。
が、収穫量は例年と変わらず。
むしろ実の大きさは今までになく大きいです。
地中の株が成熟してる、大きくなっているということなのでしょうか。
毎年の実の変化を見るのも楽しいものです。

私のあるヨガマットに、
とあるヨギに書かれた一言があります。
isvara pranidhana
(イシュワラ プラニダーナ)
そう、ヨガ・スートラにおけるニヤマのひとつです。

リトリートに参加し、その最後にいただいたもの。
どうしてそれを私に書いたか?とは聞きませんでしたが、
私が意識するべき心得として書かれたんだな~、と今でも思っています。

うーん、なぜなら、私もそう思う。自分にとって必要だと思うから。
沢山の質問をする私に彼は
「be patient!」とひとこと。
まぁ、質問に答えてくれる事もあったのですが。

忍耐が足りない、とはどういうことでしょうか。

なぜ、と疑問を持ち続ける事はとても大切です。
ただその答えはどのように求めるのでしょう
どうやってクリアにしていくのか

ヨガにおいては、
答えを求める先は時に自分自身だったりします。
なぜならヨガは体験するものだから。
答えを聞いちゃったら、ヨガでなくただのへえ~って話(笑)
体験して変容が起こって、はじめてヨガになる。

答えは、手を伸ばして得るものではなく
変容する時に体感して知っていくもの
テストがあって答えがある世界で育った私たちは
答えが何か、をとりあえず知りたくなってしまうものです。
そのクセがヨガの場においてもなかなか抜けないのです。

手を伸ばしすぎているという事は
isvara pranidhanaが足りないということ。
手出しが多い。変容を待つpatientが足りないのです。

isvara pranidhanaはテーマが深いので
ちょっとこれだけでは説明しきれないのですが・・・
近いうちクラスで、sraddhaとの関連から
もう少しわかりやすくフォーカスできればと思っています。


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あゆ

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2010-01-04

お正月にサントーシャの精神を

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
お正月は特別なものの用意や特番(笑)や行事たちによって
なんだか盛り上がるものですが、
健やかな気持ちで新年を迎えられましたか?

私も今まではただただ、お正月の雰囲気を楽しんでいたのですが
今年は子供が一緒になり
初めて「あけましておめでとう」という気持ちを持つことができた気がします。
現代よりも生きていくことそのものが困難だった時代には、
まさに新しい年をむかえることが「できた」と感慨深かったのでしょうね。

新しい年を迎えられたことを「有り難い」と思う。
これはまさにサントーシャの精神です。

以前サントーシャとは満足することですか?という質問を受けたことがあります。
サントーシャを満足と表現するヨギもいるようですが、
それではとらえ方を間違うと意味が少し変わってしまいますね。
もし日本語にするのであればやはり知足(ちそく)が適当な言葉だと思います。
足りていることを知る事。
今在ることへの感謝の気持ちがサントーシャの精神につながります。

挨拶がわりに使われるお正月の言葉達、
おせちやしめ飾り、沢山の縁起を担いだ日本のしきたり。
いわれや由来を知らず、何となく行っていたとしても。
お正月には新たな今日を迎える感謝の気持ちが強く宿っています。

新しい年を迎える事をきっかけに
無事在る感謝の心を想ってみてくださいね。
そこにヨガの大切な精神を見ることができます。



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あゆ

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2009-08-17

ヨガの教えのさまざま。 ヨガ・スートラについて

このブログを書き始めて1年半近く経ちました。
始めは心の事もからだの事もまんべんなくとりあげたいと思っていたのですが、
心の事の割合がやっぱり高い・・・・。
そしてその回数も随分とたまってきました。

心の話の元になっているヨガ哲学は、
レギュラークラスで教えていたアヌサラヨガが背景にしているタントラ哲学だけでなく、
古典ヨガやヴェダンタなど様々な思想を背景にしながら取り上げています。
数が結構たまって雑然としてきましたので、とりあえず、
ヨガ・スートラに関わる内容にフォーカスしたものをカテゴリー別にしました。
スートラを取り上げて勉強されている方など、一気読み(笑)できますのでよければご覧下さい。
それぞれの中でスートラだけでなく他の教えも交えているものなどもありますが・・・。

ヨガ・スートラはヨガのバイブルのような存在として、広く慕われていますね。
ヨガについて書かれた古代の書物がゴマンとある中、
なぜヨガ・スートラがこんなにも脚光を浴びているのでしょうか。
一説には、とてもシンプルに解り易くまとめられたからではないかと言われています。

ヨガ・スートラはサマディに行く為のいわばマニュアル本。
とはいえスートラは、
現代の私たちが心健やかに暮らす指南ともなるすばらしい教えの宝庫でもあります。
数千年の時を経ても、人々の悩みや心のわだかまりの働き方は、
そう変わらないということなのかもしれませんね(笑)

いかに文明が進化しようとも。
私たちの生活の自由度がどんなに増したとしても。
外側の変化に気持ちが縛られている限り、
人々の悩みは尽きることがありません。

なぜ悩むんだろう?
なぜ嫌な気持ちを解消できないんだろう?
イチから自分で考えなくても、
永い人類の歴史の中で偉大なるヨギたちが既にその解決策を考えてくれました(笑)
現代に生きていて、良かったですね!(笑)
そのヨガの智慧にあやかり、日々を楽しく過ごしましょう!


NAMASTE
あゆ

2009-04-25

シャウチャ Sauchat

ずいぶんと間が空きました。
すっかり春が訪れていますね。
札幌も桜はまだですが薄手のコートすらいらない日もあります。
庭の苗も葉が息吹いてきて、嬉しい限りです。

さて今回のテーマ。
スートラの八支則についてのフォーカスを時々していますが、
今回はニヤマからシャウチャ(よく清浄と訳されます)を取り上げます。
あるヨギはヤマ・ニヤマは順番にも意味があり、
始めにくるものがまず一番の基本であると言います。
シャウチャはニヤマの一番始めの戒律。

きれいにすること。していますか?
体や空間、そして心もその対象です。
茶道の世界では作法の中で、お道具を何度も清める事を行います。
様々な宗教、風水など(笑)でもとても大切だと言われますね。

なぜでしょう?なぜキレイにするのでしょう?
単に気持ちいいから?うん、確かに。
十分その理由だけで、やった方がいいですよね。(笑)
ヨガ的に言うと、
体への執着をなくす、
心の静寂を呼ぶための基盤、
さまざまなことが言われますが、
ここでは秩序の学びとして考えてみたいと思います。

人として生きるには秩序が必要です。
秩序の中で生きるということは、ゴミがでる。
本来野生で生きる世界にゴミはありません。
全ては循環するものの一部であるし、そもそもゴミという考え方が、ない。
人間が人として、ルールを作って生きている中では
頭の中でも体でも空間でもゴミがでます。
何度も何度も、きれいにしてもきれいにしてもゴミがでる。
何もしてない部屋だって、埃がたまる。

自由度が増した現代社会では娯楽や嗜好にかける時間が増え、
「掃除」にかける時間を短くすること、機械化によってずいぶんなされています。
清浄にかかる時間の短縮化・合理化が、
ともすればそのものの軽視を生み、
お掃除は大切な事というよりも、面倒になったり後回しにされたり。
それがちょっとオオゲサにいうと、
生きることとは何か・どういうことかに
時に迷いが出るきっかけを生んでいるような気すらするのです。

体も空間も心も、
ゴミをだしてはまたキレイにするというその過程そのものが、
人として生きるということです。
清潔にする事、丁寧に行ってみましょう。
儀式のように集中し、敬意をもって行ってみる。
ともすれば飽きのくる繰り返される行為は実は、
秩序の中で生きること学びそのものであり、意識の高みを築く基盤となる。
アーサナを毎日行うように。
清めることもリズムの中で繰り返される私たちの大切な一部です。

以前「視野とスピード」という回で、
ヨガをすることがちらかった内側を整理してくれるという表現を使いました。
秩序の中で生きていると、心もゴミを生みます。
それを整理してくれるのが睡眠であり、広義の内観であり、
ヨガをすることでも得られます。
キレイにするという行為は、平安や落ち着きを呼び、心の軸を生むことにつながる。
そんな実感がなかった方も、意識しながら清める行為を行ってみてください。
部屋の掃除が、同時に心の掃除をしてくれることもありますよ。

体も心もお部屋も、お掃除、面倒がらずに(笑)楽しみましょうね。


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あゆ

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2008-12-16

タパス&イーシュワラ・プラニダーナ

日に日に年末感が増してきました。
私はなんだか慌しくしています。
今回の年末年始はお休みが長い、という方も今年は多いのでしょうね。

みなさんは、どんな一年でしたかー?
他の年と比べて良い・悪いの判断ではなく、
その時・その時を精一杯、過ごすことができましたか?

何かを成し遂げようという意志力は大切なことですが、
時に、結果に縛られすぎてしまいますよね。
結果を得る為に頑張る過程がある、って。
試験に合格するために勉強を頑張るし、
お金を得る為に働いているし、
試合に勝つためにトレーニングしているし。
でもその気持ちが強すぎると、
望んだ結果が得られないと、それはもう、とてもガッカリしてしまう(笑)
たとえば過去を振り返るとき、何ができたかできないか、
そんな物差しで振り返ること、あると思います。

でも、人生は結果の為にある訳ではない。
そもそも、いち結果すら、ひとつの過程です。
なにかひとつの結果を得られると、また違う課題やステージが現れる。
気持ちが集中しがちな「結果」という区切りがあろうとも、
人生はあくまで、過程の連続。

私の師匠のひとりは、
「長いスパンの目標や高い目標をたてる必要はない。今、この10分に集中すること。
その積み重ねが結果につながるだけだ」
とよく言われます。
このブログでも取り上げた精神、アビヤーサとヴァイラーギャ。
「今、ここ」でできることに集中して鍛錬することと、結果に執着しないこと。

同じスートラでも八支則で例えるならば、
タパスとイーシュワラ・プラニダーナがそれにあたります。
タパスが広げた羽を羽ばたかせている時とすれば、
イーシュワラ・プラニダーナは上昇気流に乗って、身を任せている時。
そんなイメージです。

何らかのことを成し遂げたかどうか、という尺度は、
頭の欲望を満たす目安でしかありません。

1年の区切り、もし立ち止まって振り返ることをされるのであれば、
「今、この瞬間」への集中を、ただただ積み上げられたかどうか。
ヨガ的にはそんな視点で、振り返ってみて下さいね。
そして来年はもっと、その瞬間、瞬間を精一杯生きることができるように。

これを読んで下さる皆さんの心が、平安で満たされる新年を願って。
Om Shanti Shanti Shanti
いつも読んでくれて、ありがとう。

まだ年内、書くかもしれませんけど、ね(笑)


NAMASTE
あゆ


レギュラークラスはこちら。アヌサラヨガをしています。
札幌大通駅徒歩3分、木曜の夜19:00からです。
http://www15.ocn.ne.jp/~shala/

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ヨギーニです。少し活動中。

アヌサラインスパイアドクラス
毎週土曜日AM9~10:10

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