2008-10-27

自信を持つ、ってどういうこと?

前回の内容に関連しますが、パターンについてはお休みして別のテーマを。
継続の実感が、忍耐・自信に繫がると少しお話しました。
でも今回のフォーカスは継続ではなく、自信。
ちょうど先日来札したハイダーアリも、
ワークショップで自信を持つことの大切さについて触れていました。

どんな時に自信を持ちますか?
もしくは自信をなくしますか?
私はいつも自信のない人間、って、思っている方もいるかもしれませんね。
じゃあ、その自信って、なんだろう?
なにが自分の自信を作っていますか?

例えばスポーツをする時。
誰かよりも自分が走るのが早かったら、自信を持ちませんか?
逆に例えば、テストの点数が20点だった。
うわー私、数学苦手~!(笑)と思って、自信をなくします。
でも後から聞いたら、難しいテストでほとんどの人が20点くらいだった。
なぁんだ、って自信を取り戻したり(笑)

評価される事に慣れて生きてきた私たちは、
誰かと比べた「偽りの自信」に惑わされていることがよくあります。
もちろん、ポジティブなベクトルの時は、心の励みになることもありますが。

ちょうど引退会見をされるマラソンの高橋尚子選手。
彼女はオリンピックに臨む際に、
「優勝できるのか出来ないのかと考えてる時間に、腹筋を50回やったほうが力になってる。」
と言われていました。
他と比べてどうかと考える事ではなく、自分ができることをやる。
それが自分の心を支えてくれた、とコメントしています。

自信をもつということは、
自分を信じる力がつよくなる、ということ。
誰かと比べた自信は、もっとすごい誰かによって簡単に打ち砕かれてしまう、偽りの自信。
自分を信じる力というのは、自分と向き合ってつくるもの。
そのひとつの方法が、
継続する事だったり、するんです。

弱い内側から逃げずに自分と向き合っていくこと、
ありのままの自分を受け入れようとすることも自分を信じる力に繫がります。
ヨガはまさに、自分との向き合い。
ヨガで心の探求をしていくことも、
だんだんと、自分の軸を築いてくれる大きな力に繫がっていくのです。

NAMASTE
あゆ



レギュラークラスはこちら。アヌサラヨガをしています。
札幌大通駅徒歩3分、木曜の夜19:00からです。
http://www15.ocn.ne.jp/~shala/
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2008-10-20

パターンを作る、自分を知る ①

数々の記録を出し続けているメジャーリーガーのイチロー。
彼の特集番組を見た事がありますか?
NHKでも民放でも、彼に密着したドキュメンタリーは数多く作られています。
そこでよく取り上げられるのは、
彼の生活リズムの「習慣化」について。

彼はマリナーズ時代より毎日、
決まった時間にマッサージを受ける、決まった時間に室内ケージに入る、
決まった時間にクラブハウスに戻ってくる・・・・・
他の選手がイチロー選手の行動で時間が解るようになるくらい、
彼の一日のメニューは同じく、正確にこなされているそうです。

イチローはある番組で、習慣化された行動パターンについてこう述べていました。
「ひとつひとつの行動が同じ内容、同じ順序でなされる事により、
だんだんと集中力のスイッチが入っていく」

様々なスポーツや行事の場面で、
いつも行う所作が決まっていること。ありますよね。
日本の伝統文化にも多く見られると思います。
若輩ながら茶名を持っていますが、
茶道の世界も数々の所作の「型」で成り立っています。
着物を着て扇子を帯に差す、
襖の前で手をつき茶室に入る、
茶道具を拝見する、
床の間を拝見する・・・
(茶道の世界では拝見の際の「順序」にも決まりがあります)
一連の「パターン」を味わうように繰り返すことが、心にスイッチを入れていきます。
それにより、心地よい集中の場に入っていくのです。

ヨガの世界でも、同じことが言えます。
いくつかの流派は固有のマントラを持っており、
クラスの初めや終わりに唱えますね。
瞑想はできれば毎日、同じ時間に行うと良いといわれます。
同じ時間に、綺麗に掃除された、同じ場所で行うこと。
そうすることで瞑想が自然とやってくる、と表現されることもあります。

同じ事を、同じように毎日続けるのは、
ある人にとっては既にたやすくなされていたりするでしょう。
日常の中でも、身支度や一杯のコーヒー、新聞を見る事・・・
意識せずともパターンがなんらかの切り替えを作り出していることもあります。

しかしある人にとっては、とても難しいこと。
ヨガを続ける時、よく受ける質問のひとつです。
ストイックなことをいうと、本当は5分でも10分でも、
毎日同じ時間をなんらかのヨガに当てられるといいですが、
義務感や罪悪感が重たくなってしまいそうな場合、そういうお勧めはあまりしていません。

とはいえ、スイッチの効果は侮れません。
習慣化が与える自分への効果に興味を持たれたら、
ちょっと実践してみて下さい。
長い時間でなくても結構です。
例えば寝る前に行う、ほんの5分の時間でも。
呼吸法や夜用のアーサナをほんのいくつかするだけでも構いません。
リラックスに向かうスイッチの方が、負担も少ないと思います。
実感してくると、心の安定や継続する忍耐・自信にも繫がります。

習慣は、長く続ければ長いほど効果があります。
実は私にとっては、20年近く続けた茶道の方が、
ヨガよりも集中のスイッチが入りやすかったりします。

たとえ時間がさまざまであっても、
例えばマントラが持つスイッチの気持ちよさ、
機会があれば意識してみて下さいね。
心の切り替えと集中へ向かうスイッチの役目。
マントラがもつ側面の、大切なひとつであると思っています。


次回はヴェーダンタ哲学より、パターンについて触れたいと思います。

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あゆ


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2008-10-14

ヨガ哲学は難しい?

10月25日(土)・26日(日)のハイダーアリワークショップが近づいてきました。
初の来札です。
ハイダーは大学時代より瞑想やヨガ哲学に造詣が深く、
ヨガがもたらす心への影響をとても大切に考えているヨギーです。

ヨガ哲学、というとそれだけで頭がいたくなっちゃう?(笑)
もっとくだけた表現で見てみましょうか。
アーユルヴェーダが「生命の科学」と言われるのに対比し、
ヨガは「心の科学」と言われることがあります。
ヨガでからだを動かすと体にまつわる嬉しい「おまけ」がたくさんありますが、
根底にあるのは心の科学。

そこには、人生を明るくする、心をつよくするヒントが沢山詰まっています。
パタンジャリも言います。
「ヨガの目的は苦しみからの解放にほかならない」と。

私がこのブログで書くいろいろなことも、
もちろんヨガの哲学に基づいたもの。
日々の生活で心を楽にしてくれるヒントを、ヨガから得てほしい。
ブログのなんらかのお話をきっかけに、「そうか!」って指をならすような。
顔を見てお話しできなくとも、そう思って頂ける瞬間があれば。
いつもそんな気持ちで書いています。

とはいえもちろん私もまだまだ五里霧中。
奥深いヨガ哲学を学ぶのは、目の前の霧をほんの少しずつ、やっと晴らしていくような、
そんな感覚です。
そして頭で理解する事と、心に浸透して内側に入る事は全く違う。
私にとって、心のヨガについての先生はたくさんいます。
そしてひとくちにヨガ哲学といっても、
先生によって、背景にする歴史の思想によって少しずつ切り口が変わる。
いろいろな角度から見ることにより、ひとつのものも周りのものもやっと見えてきます。

新たなヨギーとの出会いが、
いままで気付けなかった「そうか!」をくれることが沢山あります。
ワークショップの楽しみは、そこにあると言っても過言ではないです。
先生による切り口の違いが、理解を深めるきっかけをくれる。
アーサナのメソッドだけではなく、そのヨギーの造詣の深さに触れることが、
心の理解を深める、自分の心を解放する機会のひとつとなります。
ハイダーアリのワークショップも、そんな出会いの場となると嬉しいです。

ハイダーアリからのメッセージ:
私は常に真心を込めて、安全に且つ楽しくヨガを教えています。
生徒さん一人一人のフィジカル(身体的)な面はもちろん、メンタル面にも神経を使い、私のレッスンで皆さんが心を開き、笑顔で、ハッピーになれるよう心がけています。 

ハイダーアリのワークショップ、詳細は8月1日のブログにて。
ぜひお気軽にお越し下さい。

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あゆ

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2008-10-07

Santosha サントーシャ 知足

前回登場した(?笑)私の師匠のひとりである東京のヨギと、
久々にゆっくり話をしていた時、彼がこんな話を。
「あゆみちゃん、努力の反対は何だと思う?」
なんでしょう?
一般的に、辞書には努力の反意語は載ってないかもしれませんね。
私もふーむと考えました。

ありのまま?怠惰?そんな言葉たちが浮かんできました。
前回のクラスでこのお話をしたら、生徒さんも同じように受け取られていました。

彼の言う努力の反対は、「感謝」。
うーん、とてもヨガ的です。
努力というと、比較的ポジティブな意味を含みますね。
努力する、頑張る、一生懸命。
高度成長期を経た日本経済にもかかせなかった、国民気質(なんか固い表現ですね笑)
私たちの親世代にも美徳として、
現代でも社会を生き抜く術として、大切にされる要素と思われます。
でも少し切り口を変えてみましょう。
努力しなくちゃ、と今以上の「何か」を求める気持ちは、
今の自分を「足りない」と思う心が生み出します。
例えば、努力しようという気持ちばかりが強すぎた時に、
バランスをとる大切な要素。
それが感謝だと彼は言います。

東京時代、瞑想の為のサグナマントラを頂くイニシエーションを、
あるスワミジから受けました。
ヨガを続ける上で大切な精神は何か、と彼に尋ねたら、
彼はこのように言われました。
「何も持っていないふりをしてはいけないよ」

私たちは幼少の頃から、
何かを得る為にエネルギーを注ぐことに、あまりにも慣れてしまっています。
「あるものに気付く」感謝の心の大切さは、
大人にならないとなかなか実感できないかもしれませんね。
大人である私たちだって、気付けなかったり、忘れてしまうこともあるでしょう。
まさに、パタンジャリの八支則、ニヤマのひとつであるサントーシャの精神。
足るを、知る事。
時には、
心を楽にしてくれる大きなきっかけになるかもしれません。


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あゆ


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