2009-04-25

シャウチャ Sauchat

ずいぶんと間が空きました。
すっかり春が訪れていますね。
札幌も桜はまだですが薄手のコートすらいらない日もあります。
庭の苗も葉が息吹いてきて、嬉しい限りです。

さて今回のテーマ。
スートラの八支則についてのフォーカスを時々していますが、
今回はニヤマからシャウチャ(よく清浄と訳されます)を取り上げます。
あるヨギはヤマ・ニヤマは順番にも意味があり、
始めにくるものがまず一番の基本であると言います。
シャウチャはニヤマの一番始めの戒律。

きれいにすること。していますか?
体や空間、そして心もその対象です。
茶道の世界では作法の中で、お道具を何度も清める事を行います。
様々な宗教、風水など(笑)でもとても大切だと言われますね。

なぜでしょう?なぜキレイにするのでしょう?
単に気持ちいいから?うん、確かに。
十分その理由だけで、やった方がいいですよね。(笑)
ヨガ的に言うと、
体への執着をなくす、
心の静寂を呼ぶための基盤、
さまざまなことが言われますが、
ここでは秩序の学びとして考えてみたいと思います。

人として生きるには秩序が必要です。
秩序の中で生きるということは、ゴミがでる。
本来野生で生きる世界にゴミはありません。
全ては循環するものの一部であるし、そもそもゴミという考え方が、ない。
人間が人として、ルールを作って生きている中では
頭の中でも体でも空間でもゴミがでます。
何度も何度も、きれいにしてもきれいにしてもゴミがでる。
何もしてない部屋だって、埃がたまる。

自由度が増した現代社会では娯楽や嗜好にかける時間が増え、
「掃除」にかける時間を短くすること、機械化によってずいぶんなされています。
清浄にかかる時間の短縮化・合理化が、
ともすればそのものの軽視を生み、
お掃除は大切な事というよりも、面倒になったり後回しにされたり。
それがちょっとオオゲサにいうと、
生きることとは何か・どういうことかに
時に迷いが出るきっかけを生んでいるような気すらするのです。

体も空間も心も、
ゴミをだしてはまたキレイにするというその過程そのものが、
人として生きるということです。
清潔にする事、丁寧に行ってみましょう。
儀式のように集中し、敬意をもって行ってみる。
ともすれば飽きのくる繰り返される行為は実は、
秩序の中で生きること学びそのものであり、意識の高みを築く基盤となる。
アーサナを毎日行うように。
清めることもリズムの中で繰り返される私たちの大切な一部です。

以前「視野とスピード」という回で、
ヨガをすることがちらかった内側を整理してくれるという表現を使いました。
秩序の中で生きていると、心もゴミを生みます。
それを整理してくれるのが睡眠であり、広義の内観であり、
ヨガをすることでも得られます。
キレイにするという行為は、平安や落ち着きを呼び、心の軸を生むことにつながる。
そんな実感がなかった方も、意識しながら清める行為を行ってみてください。
部屋の掃除が、同時に心の掃除をしてくれることもありますよ。

体も心もお部屋も、お掃除、面倒がらずに(笑)楽しみましょうね。


NAMASTE
あゆ
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