2012-02-27

楽しむことが、自分をつくる

孔子の大変有名な言葉に(和訳ですが)
「よく知る人も好む人には勝てない。好む人も楽しむ人には勝てない」
というものがあります。
楽しむ気持ちは、他の何にも勝る主体性を生む感覚です。

子供の頃からいくつか習い事などしましたが、
私は(心から楽しめない)練習のたぐいが全くダメで
どれも好きになれませんでした。
そんな中、唯一茶道だけが、ただただ楽しむ為にできたもの。
お菓子を食べてお茶を飲むなんて、なんていい稽古なんだ!!
と本気で思っていました。

そんなヨコシマな気持ちで続けた茶道。
長く教えを受け、作法や日本文化にまつわる興味などが、
自分の在り方にしみ込んでくる感覚を感じると。
これらの目に見える影響が、茶道から享受したものだと思っていました。

ですが最近、あらためて気付いたことが。
ヨガに興味を持ち続ける理由として
ヨガも、本来茶道のように、
師から弟子に伝えられる伝承文化の側面があるからに他ならないと、
自覚するようになりました。

自分がどんな視点で物事を重んじて生きているか。
そこにはそれまでの人生の、ちらばる点の数々が、どんな形で影響してくるか。
わからないものです。
道のりや経験は狭い目的の為だけに存在せず、
のちの自分に影響を与えるものは
実は形になった実績よりも無自覚に育まれるものの方かもしれません。

今、自分が大切にしている価値観を作り上げたものはなんでしょう?
ただただ楽しんだものの中に、
自分の感覚の基盤となる発想の原点を見つけられるかも。
時間を費やして楽しんできたものを見つめてみる事は
自分自身に目を向けるひとつのワークとなります。


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あゆ
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2012-02-20

心とからだのつながり

雪の降る前ですが、お隣の家の庭にねずみの死体がありました。
子供と共に近くで様子を見ますと
外傷はほとんどないのですが背中の毛皮が少しはがれていました。

まだ生物の死を理解していない子供が、その様子を見て言った言葉は。
「(ねずみの)お母さんによしよし、って、治してもらわないとね」

彼女は病院という存在を一応知っています。
身体の調子が悪いと病院へ行って薬をもらう、とは思っている。
でも力なく横たわったねずみを見て衝撃を受けた時
思わず出てきた言葉は病院、ではなくお母さんでした。

また別の時。
手に怪我をして初めて血が出る事を体験。
結構激しく泣いていましたが
その手を取って「どれどれ?」と様子をみた途端。
すぐに泣きやみ安心した表情に。

物事の理解が乏しい幼子は
身体の痛みが、安心で治ると思っている
いえ、いちいち思って考えているのではなく
ただ実体験でそう感じているのかもしれません。

痛みはどこからくるのか
治すとはどういうことか
治されると感じるのはどこだろう

心と身体の繋がりをややこしくする、理屈や理性がない子供は。
安心が痛みを癒す様を、面白いほどに観せてくれます。


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2012-02-06

世の中は人々の求める方向へ

かなり前ですがヨガの生徒さんと
短い時間しかないけどランチをしよう、となった時のこと。
近くで入れるお店がファーストフードのマクドナルドしかありませんでした。
その時、言われた言葉。
「あ、でも先生、マクドナルド嫌いでしょ?」

嫌い、かどうか。
「嫌い、っていうか・・・食べる機会が、あまりない」
聞かれて答えた正直な答えです。
好き嫌いでなく、選択する機会があまり訪れないということ。
たわいのないやりとりで終了しましたが、私の中では考える事は多々ありました。
固有名詞が出るとちょっと社会的なのであまり取り上げたくないと思いつつ・・・
ブログにアップするか結構悩んだんですけど。
内容が、あまりにも固すぎて!!苦笑

マクドナルドは、一時期トランス脂肪酸に関わる一連の話題から
本国アメリカでは訴訟もあり映画にもなり、それらの記憶が強い方も多いかもしれません。

話は少し飛びますが、私の学生時代(中学か高校か忘れましたが)、
教科書に「世界の朝食」たる写真がいくつか掲載されており、
アメリカの写真がファーストフードのハンバーガーだったのを覚えています。

また別の一面を。
ドナルド・マクドナルド・ハウスという滞在施設をご存知ですか。
日本には現在7箇所あります。世界30カ国、300か所に上る施設。
これは入院中の子供と、付き添う家族の滞在環境を少しでも楽にしようと設立された施設で
その歴史は30年以上に上り、各地のマクドナルド法人が運営を支援しています。
日本で初めてこの施設の創設に当たる際。
ある日本人社会学者の方が、
「アメリカの小児病院には必ずドナルド・マクドナルド・ハウスがあるのに、日本にはなぜないのでしょう?」と言われたそうです。

マクドナルドは、よい悪いではなく、
アメリカ人の生活に入り込んだ名実共に代表的な企業なのだなあと、感じます。
そして日本でも、ご年配の方はわかりませんが
マクドナルドを知らない人を探す方が難しいかもしれません。

訴訟を起こしたり避難が起こった事が世界中でニュースになるのは。
影響力が大きいという事
マクドナルドの商品を食べた事のある人がたくさんいるという事です。

企業が消費者に提供するものは何でしょう。
特に世界的に拡がりを見せる大きな企業は。
なぜそこまで影響力を持つことができるのか。
それを求める人々がいるからです。
便利、安価、いつも同じ品質やサービス、早く手に入るもの、
消費者が求めた優先基準は何か。
皆が求めるニーズに合わせて企業や社会が動いていきます。

もし好き嫌いの感情が、向けられるべき対象があるのならば。
ニーズを追求しつくした企業の心ない商品に、ではありません。
求める人々の、速さや便利さを優先させる選択基準。
時にはそれらが有益でしょう。そうでないと広がりませんから。
その選択を、いつ、どこまで、どう考えて選ぶか。
考察がなくなった心が、忌むべき対象となるでしょう。
その心の怠慢さとは、万人の奥底に潜んでいるものです。



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ヨギーニです。少し活動中。

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