2011-04-12

壊れたものをまた使う、金継ぎ

4月に入り、活動的な季節がやってきましたね。
私はお正月よりも春の方が、部屋の大掃除や模様替え、
それまでなんとなく溜まっていたことをしたくなります。
春は体もデトックスに向いているといいますが、
周りもデトックスしたくなります。

先日数年越しにやろうやろうと思っていた事をやっとしました。
欠けた器の修理。
とはいっても自分でするわけではなく、修理に出すのですが。
金継ぎ(きんつぎ)という技法で器を修理されたことはありますか?

茶道では年代物のよい器で、この金継ぎという技法を使ったものがままあります。
器の趣や火を使うものによっては、
金だけでなく銀や漆を使って継ぐ事もあります。

茶道の影響で陶器が好きで、旅先に窯元がある地では国内外問わず訪れます。
今回金継ぎをお願いしたのは沖縄と栃木と韓国でもとめたもの。
それぞれの色合いを見ながら、金と銀で継いで頂きました。

どれも普段使いで、さほど高級なものではありません。
ただ旅先で求めたものは思い出もあり愛着も深くなります。
今は器に限らず何らかの日用品を、小さな旅行でも求めるようになりました。

仕上がりを予想してはいましたが、戻って来て大喜び。
むしろ思い入れが深くなり、愛でる気持ちも深くなる。
うーん、銀継ぎもとてもよい趣。
もしかしたら洋風の磁器でもいいかもしれない。
そうなると壊れても使おうとする発想の幅も、一般的に広がりそう。
一説には磁器の発祥は、銀製品へのあこがれからとも伺いました。


茶道ではお点前を頂いた後、その頂いた茶碗を拝見するという作法があります。
器との一期一会、その器自身に想いを馳せて向き合う時間を設けます。

長くつきあう心を身の回りのものに持つのもよいものです。
10年20年時を共にした物たちには
よきパートナーを得たような特別な愛情が宿ります。
普段なにげなく使っているけどいつも近くにあるもの、
その使い勝手に敬意を表して、たまにゆっくりお手入れしてあげるのもいいものですよ。
物がきれいになる頃にはむしろ自分の心がすっきりとして、温かくなっています。




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あゆ
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