2011-09-13

感謝と敬い

母業をしていると子供の食べ物の話は何かと話題になります。
ヨガの影響(はたまたその前からですが)で、
自分が今まで生きてきた中で積み上げられた考え方が
まんまと子育てにも影響しているのがわかります。

食べるということ。
それはライフスタイルや趣味、物事の捉え方と同様に
その人の価値観が選択肢として現れやすい分野です。
もしかしたら子育ては自分が食す時よりも
意志や意図が現れやすいものかもしれません。

ある教育法に関わる方がその著書で、このように述べています。
子供が先生に
「僕のお母さんはミルクは骨と歯を作るっていったよ」と言ったとする。
またある別の子供は、
「僕のお母さんはミルクを飲むと血が粘るっていったよ」と言った。
どっちが正しいの?と聞く子供に先生は、
どちらの子にも「あなたのお母さんよ」と答えるべきだ、と。

ここで言っている大切な事は、
ある食べ物が体にいいか悪いかという「事実」ではありません。
子供によいものを与えたいと母親が出した答えを「敬う」ということです。

何が体によい、何がよくない、
食の分野でも、関心の深い浅いも含めて
沢山の価値観があります。
また沢山の知識があるようでいても、
そもそも人間が科学的証明から得ている局所的な知識は
また新たな証明によって覆されることすらあります。

食べ物の良い悪いよりも根底にある大切なことは、
頂いている有り難さに感謝をすること。
これはアーユルヴェーダにおいても大切にされる精神です。

価値基準というのは流動的で、状況と新たな情報で変化するものです。
意識や関心を持って向き合う事は大切なことですが、
良い悪いを100%裁定することができるのだろうか。
自分が「分かっている」と思った時が無知の始まりです。

私たちが忘れてはならないのは
向き合うベストを尽くす一方で
裁定する立場にないことを思い出すこと。
これはタントラ哲学においても大切にされる精神です。

なんだかまた重い締めになりました(笑)
食べ物の話をすると、いつもコッチ側に行くんだよなぁ・・・。


NAMASTE
あゆ

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theme : 美容・健康・アンチエイジング
genre : ヘルス・ダイエット

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