2008-08-27

筋肉は心強いサポーター

めずらしく、体の話を。
本当は体の事も均等にテーマにとりあげるつもりでいたのですが、気付くと、ほとんどない!

アヌサラヨガでする、下半身の部位にフォーカスした動きがありますね。
慣れないと正しくできているのか、そもそもどういう働きが体に起こるのか、
ピンとこないこともあると思います。
でも先行きを不安がらず(笑)、ぜひ体得して日常生活でも意識してほしい動きのひとつ。
クラスで時々、ちょっとだけ説明することがありますが、
インナーマッスルの王様とも言われる大腰筋を働かせるとても大切なアクションです。

下部の胸椎から腰椎を起始として、腸骨筋と共に大腿骨の小転子までなるこの大腰筋は、
体の中でとても重要な筋肉。
すでに専門用語で意味がわからない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
本当は図解で説明するのが一番なのですが・・・。
お腹の辺りを、輪切りにしてみたとして、
腰の骨の両側にふたつ、背骨に沿うように骨盤の中まではしっている筋肉です。

大腰筋がうまく働くようになると、実はここで書く以外にもいいことはたくさんあるのですが、
今回はざっくりと、サポーターとしてのお話です。
それ以外のこと、またあらためて取り上げますね。

先ほど述べたように、もし腰の辺りを輪切りにすると、背骨の両側にこの筋肉はあります。
腰は文字通り、体の要になる場所。上半身の体重を支える要となっています。
骨は確かに硬くて丈夫なものですが、
上半身の力を抜ききって、腰の骨にばかり体重をかけては、どんどんと負荷が一ヶ所に集まってしまいます。
長く体を使っていくうちに、体も、ボロがでてくる。
毎日は少しずつであっても、ずうっとあるところばかりに負荷がかかっていては、
そこばかりが弱ってきてしまいますね。
腰周りでいうと、大腰筋をしっかりと使ってあげることで、
背骨ばかりにかかる負荷を分散し、重力で自然と引き下がる背骨を支えてあげる役目もあります。
腰の骨の、強力なサポーターとなってくれる訳です。

じつはこれは腰の骨だけでなく、からだのあらゆる関節にも言えることです。
ヨガですら、体の使い方によっては関節がオーバーユースを起こしたり、負荷がある箇所に集まり、
体を痛める原因になることがあります。
特に動きが早く、反力が強くなってしまうタイプのヨガでは、起こりがちなことです。
他のスポーツほど急激ではなくても、年単位で痛みが起こることもあります。

大切なことは、関節や骨にのみ体重をかけずに、筋肉をきちんと使ってあげること。
筋肉は骨や関節を包み込み、強さ(剛性といいます)を高めるサポーターです。
衝撃から守ってくれるクッションであり、負荷を軽減する大切な役割を果たしてくれます。
これは単純に、いわゆるボディービルで使われるようなアウターマッスルを鍛えることとは違います。
アーサナの最中に、手に体重がかかると手首が痛くなったり、膝に痛みがでたり。
特別な外傷がなくてもこういった経験がある方はいらっしゃると思います。
ヨガを続ける中でも起こりうる「ふしぶし」の危険を、筋肉でサポートしてあげることでリスクの軽減をしていきます。

私がアヌサラヨガを安全で長く続けられるヨガとして、惹かれたひとつの魅力がここにあります。
腰以外の関節のサポーターの働かせ方については、またクラスでご説明します。
今回はクラスでなかなか長く説明できない、「なぜそうするの?」のお話でした。

アヌサラヨガでは、movement(見た目の動き)ではなく、action(内側の働きかけ)を本当に重視します。
もちろんこれは体だけでなく、心もです。
大切なのは内側で起こっていること。
見た目や外側に表れているものに、惑わされないこと。
軸を忘れないこと。
ヨガを続けているとだんだんと見えてくる、物事に共通する真理です。

NAMASTE
あゆ



レギュラークラスはこちら。アヌサラヨガをしています。
札幌大通駅徒歩3分、木曜の夜19:00からです。
http://www15.ocn.ne.jp/~shala/


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ヨギーニです。少し活動中。

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