2009-10-07

ヨガと食 トリグナの意識①

母乳育児をしていると、
自分の食べ物への意識がまた違った観点から見つめられます。
ヨガ的な食生活をしているとそのまま母乳にはよい場合が多いですので、
つくづくヨギは人生のどんな場面にも対応できるなぁと考えさせられます。
というか単に体の働きを、
動物として正常な状態にチューニングすることに
ヨガが一役買うのだなぁ、と本当に思わされます。

「ヨガ的な食生活」とゆるく食についてくくりました。
今回は伝統的な、トリグナの概念を意識した内容について。
ヨガには物質界の性質を3つのタイプに分けたトリグナという概念があります。
いちから詳しくは述べませんが、
サトヴィック(純粋)、ラジャシック(刺激的)、タマシック(無気力的)。
(日本語訳は性質を訳す表現のほんの一例です)
行動や性格、物質、状態、いろいろなものをこの3つに分けて考えます。
食べ物も例にもれず。
アヒムサーの戒律を意識して食を考えるヨギもいますが、
一般的にヨガ的に食で良い悪いとされる意識は、
このトリグナを基に考えるヨギが多いです。

一般にサトヴィックな食べ物が良いとされます。
ヨギに限らずインドの家庭では広く、
タマシックなものはできるだけ避けるべきと考えられているようです。
サトヴィックの考え方があるインド人は、食品の冷凍にも抵抗が強いとか。

東京時代、作家の伊藤武先生がご贔屓にされている
インド料理のレストラン、ペイズリーにご一緒させて頂いたことがあります。
(東京の方、お勧めです!ぜひ行って!)
素晴らしくおいしいインド料理を作られるオーナーシェフの香取薫さん。
インドの様々な地方の家庭で料理を学ばれた彼女は、
ラジャシックな食べ物のことを「エモーショナルな食べ物」と表現されました。
これ、すごく上手な表現!
楽しみたい要素をもっているけれど、あまり沢山とらないように注意したい(笑)、
というカテゴリー。

トリグナの概念を、厳格な区別ととらえるか、
もともとの性質を受け入れてそこからバランスの意識につなげていくか。
タントラの教えをくれたあるヨギが、
「グナは人生の3つのフレーヴァー(味)のようなもの」と表現していました。
まさに、味!

食にトリグナをあてはめて考えると、
これは良い、これは悪いという区別が強く働くことがあると思います。
そこにタントラの見方を取り入れると
ちょっとエモーショナルな、色っぽい感覚が加わるかもしれませんよ。


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あゆ
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